「ああああッ!!!・・・あああッ!!!ぅおねがぃぃっ・・・いやーーーああッ!」
臀部に一瞬触った鞭先の結び目は、表面から痛覚を刺激し、反射的にはじけ飛んだように身体を反らせてもこらえきれない痛みを生じさせる。
同時に、重たい紐の部分は、皮膚の深い部分に鞭を振り下ろした腕の遠心力をまともに伝え、身体の芯に響く。
いずれにしても到底、じっとしていられるものではなかった。
臀部に一瞬触った鞭先の結び目は、表面から痛覚を刺激し、反射的にはじけ飛んだように身体を反らせてもこらえきれない痛みを生じさせる。
同時に、重たい紐の部分は、皮膚の深い部分に鞭を振り下ろした腕の遠心力をまともに伝え、身体の芯に響く。
いずれにしても到底、じっとしていられるものではなかった。
「いい・・・っ・・・たいっ!、う・・・、うううッ・・・!」
たった1度の衝撃の波が、まだ由梨の身体に吸収しきれない。痛みがはじけた瞬間無意識に頭を強く振ったため、秘部のたこ糸は、最も敏感な部分に縄目をつけるほど食いこんでいた。
苦痛を何とか身体全体で吸収しようと、細かく震えながら嗚咽を漏らす由梨に、鞭以外の痛みを感じる余裕はなかった。
「うううっ・・・、ううっ・・・あっ・・・う・・・」
「どうした?始まったばかりだぞ」
下を向き、鞭の瞬間から全身を硬直させたため、呼吸をするのを忘れていた由梨が、やっと喉を鳴らしながら肺の中に空気を送り込んだ瞬間、2度目の悪魔が背中を斬りつける。
声にもならない金属的な悲鳴が、由梨から上がる。
「ぎっ・・・!!いいいいッ!!」
唇をゆがめ、のどから絞り上げるような悲鳴を上げる由梨が弾かれたように顔を上げると、唇の端から唾液の雫が糸を引きながら床に堕ちていった。
次の打撃を恐れる恐怖を、風切り音が切り裂く。
音と同時に自分を苛む強烈な痛み。
周期的に、不連続に、男は鞭を操り、決して痛みを麻痺させずに新たな苦痛を送りこんでくる。由梨はもはや爪先立つことができず、ふくらはぎを硬直させながら、痙攣しはじめた。
「いっ・・・いッ・・・!あー、っぎいッ・・・!」
もはや、声にはならなかった。
臀部から発せられた熱は、打撃の度に心臓を強烈に締め付け、心拍数を一気に高めていく。
焼けるような痛みに反射し、断続的に硬直させられる身体は、体温を高めることによってなんとか痛みを消化しようとして既に身体中から汗が吹き出している。
裸であればとっくに玉の汗を周囲に飛び散らせていただろう。
「はぁっ、はぁっー、はぁっ、はぁーーッ・・・!」
激しく肩で息をする。でも、呼吸のリズムがつかめない。
稲妻が皮膚に落ちたかのようなやっと痛みがひきはじめたかと思うと、瞬く間に新たな苦痛が舞い降りる。
「いっ!、やぁーーっ!」
(も・・・、もう、ダメ・・・ッ、許して・・・お願い・・・!)
14回目の打撃と同時に、由梨は目の前が暗くなった。
もちろん、由梨自身がそれを数えられるはずはなかった。
激しい痛みが身体の中で蠢き、由梨の背面の白い肌は、何条もの朱い筋を刻み込まれ、透明な汗の雫を絞り出されて湯気が立つほど熱を帯びていた。
男は由梨を後ろから抱きかかえ、梁に繋がったテグスと縄をナイフで切りつけた。
全体重を男の中にゆだね、倒れこむ。意識の最後に由梨が感じた安堵のようななまめかしい感情が、「由梨」に新たな魅力を吹き込むことになる。由梨の背中が男の胸に包まれると同時に、由梨は目を閉じ、気を失った。
たった1度の衝撃の波が、まだ由梨の身体に吸収しきれない。痛みがはじけた瞬間無意識に頭を強く振ったため、秘部のたこ糸は、最も敏感な部分に縄目をつけるほど食いこんでいた。
苦痛を何とか身体全体で吸収しようと、細かく震えながら嗚咽を漏らす由梨に、鞭以外の痛みを感じる余裕はなかった。
「うううっ・・・、ううっ・・・あっ・・・う・・・」
「どうした?始まったばかりだぞ」
下を向き、鞭の瞬間から全身を硬直させたため、呼吸をするのを忘れていた由梨が、やっと喉を鳴らしながら肺の中に空気を送り込んだ瞬間、2度目の悪魔が背中を斬りつける。
声にもならない金属的な悲鳴が、由梨から上がる。
「ぎっ・・・!!いいいいッ!!」
唇をゆがめ、のどから絞り上げるような悲鳴を上げる由梨が弾かれたように顔を上げると、唇の端から唾液の雫が糸を引きながら床に堕ちていった。
次の打撃を恐れる恐怖を、風切り音が切り裂く。
音と同時に自分を苛む強烈な痛み。
周期的に、不連続に、男は鞭を操り、決して痛みを麻痺させずに新たな苦痛を送りこんでくる。由梨はもはや爪先立つことができず、ふくらはぎを硬直させながら、痙攣しはじめた。
「いっ・・・いッ・・・!あー、っぎいッ・・・!」
もはや、声にはならなかった。
臀部から発せられた熱は、打撃の度に心臓を強烈に締め付け、心拍数を一気に高めていく。
焼けるような痛みに反射し、断続的に硬直させられる身体は、体温を高めることによってなんとか痛みを消化しようとして既に身体中から汗が吹き出している。
裸であればとっくに玉の汗を周囲に飛び散らせていただろう。
「はぁっ、はぁっー、はぁっ、はぁーーッ・・・!」
激しく肩で息をする。でも、呼吸のリズムがつかめない。
稲妻が皮膚に落ちたかのようなやっと痛みがひきはじめたかと思うと、瞬く間に新たな苦痛が舞い降りる。
「いっ!、やぁーーっ!」
(も・・・、もう、ダメ・・・ッ、許して・・・お願い・・・!)
14回目の打撃と同時に、由梨は目の前が暗くなった。
もちろん、由梨自身がそれを数えられるはずはなかった。
激しい痛みが身体の中で蠢き、由梨の背面の白い肌は、何条もの朱い筋を刻み込まれ、透明な汗の雫を絞り出されて湯気が立つほど熱を帯びていた。
男は由梨を後ろから抱きかかえ、梁に繋がったテグスと縄をナイフで切りつけた。
全体重を男の中にゆだね、倒れこむ。意識の最後に由梨が感じた安堵のようななまめかしい感情が、「由梨」に新たな魅力を吹き込むことになる。由梨の背中が男の胸に包まれると同時に、由梨は目を閉じ、気を失った。
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