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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
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ファンタジア
 「何をして欲しいの?」

 貴方なら、御主人様の前で、何と言うだろうか?
 男性ならば大抵、自分の中に性的な「ツボ」のようなものがあるものだ。ある人にはセーラー服なりナース服だったり、大きな胸だったり、そして、SMだったり、するのだろう。

 私は、元々結城彩雨氏の小説の世界にのめり込んでSMに魅せられてきたせいか、自分のファンタジーの中には「自分という女」が中心になりつづけてきた。

 当然、何らかの責めを加えるのは男性の側だし、被虐というものは自分の意思に反して加えられるもの、という固定概念がすり込まれてしまったように思う。

 しかし、それが成り立つのは、女性の身体があってこそ、だろう。

男性のMには、

「嫌がることを無理矢理加えられ、性的快楽と苦悶に追い立てられる姿を愉しまれる」

という形はあまりなじまないようだ。

 ただ単に苦痛を強いて、その激しさ・厳しさを映像化しているビデオはそれなりにある。けれど、本当に自分の慕う主への思いと苦悩のにじみ出た映像を、私はまだ見たことが、ない。

 あくまでも、自分で望み、御主人様を求める先に、苦痛を提示され、それを受け入れてまた新しい自分を探していく、S女性とM男性の間には、そんな形が一番似合のだろう。

 ただ、本当は、俳優並に演技が巧い20~30代くらいのスーツが似合う男性を罠にはめ、責任をとらせるために巧みに誘導しながら「ここだけのこと」と限定させて特定の女性の足下に傅かせ、次第に女性の虜になっていく様を描写したような男性Mビデオが観てみたい、と思う。
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