「スパンキングとSM」で紹介される外国SMサイトの中で一番好きなのが「DeviceBondage」だ。
さやかさんが丁寧に説明してくれているレビューのとおり、画面全体を覆う「暗さ」がとても印象的で、動画サンプルを見るだけでも、そこに漂う重たい空気を感じることができるだろう。
「PainGate」のような派手な鞭打ちも、ストーリー性の強い作品
もないかわりに、苦痛を受ける側が発する苦悶、呻き、そして感情そのものを楽しむ人をターゲットにしているように私には見える。外国サイトなので未だに躊躇しているが、月55ドル程度の会費を払っても、会員になりたいと思える唯一のサイトである。
さやかさんが丁寧に説明してくれているレビューのとおり、画面全体を覆う「暗さ」がとても印象的で、動画サンプルを見るだけでも、そこに漂う重たい空気を感じることができるだろう。
「PainGate」のような派手な鞭打ちも、ストーリー性の強い作品
もないかわりに、苦痛を受ける側が発する苦悶、呻き、そして感情そのものを楽しむ人をターゲットにしているように私には見える。外国サイトなので未だに躊躇しているが、月55ドル程度の会費を払っても、会員になりたいと思える唯一のサイトである。
日本のSM、というと、どうしても「女王様スタイル」とか「麻縄の美」とか、ぱっと見てわかる記号としての服装や道具を基本にした展開がとても多いと思う。
看護師を責める医者、の構図にしても、女上司を責める部下、にしても、長身の女性が弱々しい男性を足蹴にする構図にしても、やっぱり密つけているモノでその構図をわかりやすいものにする傾向は否めない。
「美人」でない人が、自身に加えられている「責め」だけで美しく見える映像を見ることはほとんどないのがその証拠なのではないだろうか。
自由な姿勢を取り、主体的に自分の欲求通りに身体を動かすことを封じられた後で、本当の苦悶を味わう扉が開くはずだ。けれどそれは、縛り、鞭、浣腸、と続いていくまるでプレフィックスのコース料理のような流れの中ではいつまでたっても扉は開かない。
「本物の苦悶」を全身に表すことだけが、責められる側に許された行為なら、その苦悶を見ることで身体全身を震わせながら興奮する本物の責め手に責められたい。そして、「自分」という人間が示す苦悶を、誰よりも強く求めている人を自分のご主人様として得られた幸運は、心と体を強い力で興奮させていくことだろう。
「縄酔い」させる方向にモデルを流れさせる方が、日本的な恥じらいと被虐美を表現する「アダルトビデオ」を作るためには一番近道なのだろう。最近はSMをうたっていても、単に強制的に快感責めをするための手段として身体を拘束している場合もある。
どちらも、私が求める世界ではない。
身体の後方で、手首と肘を決められた不自由な姿勢のまま、床につながった鉄製の枷に固定され、ひたすら苦痛を一つ、また一つと加えられていく恐怖感に覆われたモデルの女性。
長時間にわたる苦悶が、全身の体力を奪い、最も苦痛を左右する部位の筋肉が疲労で震えはじめ、苦悶に耐えかねてべっとりとした汗に塗れた身体を晒す。
(ああ・・・、このひとになってみたい)
縛って、吊って、鞭で撲って、バイブで責めて、犯すだけのビデオを見ても感情移入できなくなった私でも、そんなふうに思う。
痛みが身体に突き刺さるほどのリアリティ。
妄想を刺激されずにはいられない映像だと思う。
看護師を責める医者、の構図にしても、女上司を責める部下、にしても、長身の女性が弱々しい男性を足蹴にする構図にしても、やっぱり密つけているモノでその構図をわかりやすいものにする傾向は否めない。
「美人」でない人が、自身に加えられている「責め」だけで美しく見える映像を見ることはほとんどないのがその証拠なのではないだろうか。
自由な姿勢を取り、主体的に自分の欲求通りに身体を動かすことを封じられた後で、本当の苦悶を味わう扉が開くはずだ。けれどそれは、縛り、鞭、浣腸、と続いていくまるでプレフィックスのコース料理のような流れの中ではいつまでたっても扉は開かない。
「本物の苦悶」を全身に表すことだけが、責められる側に許された行為なら、その苦悶を見ることで身体全身を震わせながら興奮する本物の責め手に責められたい。そして、「自分」という人間が示す苦悶を、誰よりも強く求めている人を自分のご主人様として得られた幸運は、心と体を強い力で興奮させていくことだろう。
「縄酔い」させる方向にモデルを流れさせる方が、日本的な恥じらいと被虐美を表現する「アダルトビデオ」を作るためには一番近道なのだろう。最近はSMをうたっていても、単に強制的に快感責めをするための手段として身体を拘束している場合もある。
どちらも、私が求める世界ではない。
身体の後方で、手首と肘を決められた不自由な姿勢のまま、床につながった鉄製の枷に固定され、ひたすら苦痛を一つ、また一つと加えられていく恐怖感に覆われたモデルの女性。
長時間にわたる苦悶が、全身の体力を奪い、最も苦痛を左右する部位の筋肉が疲労で震えはじめ、苦悶に耐えかねてべっとりとした汗に塗れた身体を晒す。
(ああ・・・、このひとになってみたい)
縛って、吊って、鞭で撲って、バイブで責めて、犯すだけのビデオを見ても感情移入できなくなった私でも、そんなふうに思う。
痛みが身体に突き刺さるほどのリアリティ。
妄想を刺激されずにはいられない映像だと思う。
この記事へのコメント
決して、ほかのサイトが痛くないというわけじゃないんですけど。
いや、充分痛いんですけど。
どこか、アメリカっぽい開放感があって
突き抜けちゃってるんですよねぇ。
冷や汗がじわじわとにじみ出てくるような・・・・。
気に入っていただけて、嬉しいです。
いや、充分痛いんですけど。
どこか、アメリカっぽい開放感があって
突き抜けちゃってるんですよねぇ。
冷や汗がじわじわとにじみ出てくるような・・・・。
気に入っていただけて、嬉しいです。
「暗さ」が、責められる側にも、責める側にも背徳、というか後ろめたさを感じさせるところが好きです。
強く叩いて凄惨な映像が好き、というのならむしろ単純なのかもしれません。
私は「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」というとまどいや、「やめようと思えばやめられるのに」という心の動きが見えるような映像が好きなので、やっぱり、ここが一番お気に入り、です(^^)
強く叩いて凄惨な映像が好き、というのならむしろ単純なのかもしれません。
私は「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」というとまどいや、「やめようと思えばやめられるのに」という心の動きが見えるような映像が好きなので、やっぱり、ここが一番お気に入り、です(^^)
2007/10/14 (日) 01:59:27 | URL | cockshut #-[ 編集]
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