「S女性の方、お待ちしています」
コンタクトリストに掲載する「待ち受けコメント」として、最終的に選んだのは、何のひねりもない言葉だった。
まずは話しの輪の中に入り、その中で相手になりそうな女性を見つけ、さらに自分の嗜好をアピールして・・・という段階を踏んでいくWebChatに比べ、Netmeetingはより直接的に自分の好みをアピールして待機することができた。
極端に言えば「針責め・食糞に興味があります」などと書けば、そのことを嫌う人が入ってくるはずがない。ターゲットを絞れば絞っただけ、望みに近い人に会えるような幻想を、コンタクトリストの無数に並んだ名前がもたらしていた。
「拘束・苦痛系の責めを好むS女性の方」
そんなコメントも良く使っていたように思う。いずれにしても、まだ、M男性の数は、ネットの中にそう多くは無かったから、目立ったことは確かだ。
コンタクトリストに掲載する「待ち受けコメント」として、最終的に選んだのは、何のひねりもない言葉だった。
まずは話しの輪の中に入り、その中で相手になりそうな女性を見つけ、さらに自分の嗜好をアピールして・・・という段階を踏んでいくWebChatに比べ、Netmeetingはより直接的に自分の好みをアピールして待機することができた。
極端に言えば「針責め・食糞に興味があります」などと書けば、そのことを嫌う人が入ってくるはずがない。ターゲットを絞れば絞っただけ、望みに近い人に会えるような幻想を、コンタクトリストの無数に並んだ名前がもたらしていた。
「拘束・苦痛系の責めを好むS女性の方」
そんなコメントも良く使っていたように思う。いずれにしても、まだ、M男性の数は、ネットの中にそう多くは無かったから、目立ったことは確かだ。
私がNetmeetingを使い始めた頃、ほんのしばらくだけ、【ホンモノ】の女性がコールしてくれることが多かった。彼女たちは、話し相手に飢えていたからこそ、世間的には間違いなく変態の部類に入る男性にわざわざコールをかけたのだろう。
日に日に「ハァハァ・・・、ねぇ、パンツ何色?」系の男性が増えていく中、ネット越しにとはいえ、普通に会話を初めていく私は、そこそこ希少価値が高かったのかもしれない。
ある程度リテラシーがある者同士が、そこでなければ成り立たない話題で会話をしていれば、自然により強い刺激、今までしたことのないことを求める気持ちを強めていくものだろう。Webchatよりはずっとレスポンスのいいチャットに文字を叩き込みながら、マイクで音を送るように指示し始めたのは、むしろ相手の女性の方だった。
コールに答えてからしばらくChat画面を使い、ある程度、会話が成り立つ程度の礼儀をわきまえていることを認識すると、彼女たちはマイクで挨拶するように命じる。
「初めまして・・・」
そんな、型どおりの挨拶をすると、彼女たちは「M男性」という、自分が命じたことを忠実に実行しようとする男性が、ネットの向こうに存在している現実をよりはっきりと認識し、興味をかき立てられているように思えた。
何度かそうしたやりとりに慣れた女性たちは、その頃から急に手に入り易くなったデジタルカメラで撮影した画像を、Netmeetingのファイル転送機能を使って送信するように命じた。
一度でもそうした刺激、他で得られない刺激のおもしろさを知ってしまえば、さらに興味をかき立てられていくのが自然だろう。
Chatでの受け答え、マイクでの口調・声のトーンがイメージに合っているか、そして、画像が送れるかどうか・・・。今までとは違う基準で、私たちは選別されはじめていた。
しばらく前のエントリーで使った画像は、その頃に撮影したものである。挨拶代わりにこうした画像を送ると、彼女たちは一様に喜び、さらに様々な画像を送ることを要求した。
裸になってPCの前に座り、Chat画面に表示される女性の言葉に対して声で応答したり、命じられるまま全裸になり、自慰をしている姿、お尻に異物を入れている姿、そして、洗濯ばさみを体中に命じられるままの個数つけている姿・・・。
白いChat画面に次々と記入される「命令」と、その度に部屋の中が映らないようなアングルを探して望みの画像を準備しては送信することが、煩わしくなりはじめていた。
何回も会話をする女性は決まり始め、画像への要求は増えるばかりだった。煩わしさをなくし、より、女性に近づくため、WebCamを手に取るまで、それほど時間はかからなかった。
日に日に「ハァハァ・・・、ねぇ、パンツ何色?」系の男性が増えていく中、ネット越しにとはいえ、普通に会話を初めていく私は、そこそこ希少価値が高かったのかもしれない。
ある程度リテラシーがある者同士が、そこでなければ成り立たない話題で会話をしていれば、自然により強い刺激、今までしたことのないことを求める気持ちを強めていくものだろう。Webchatよりはずっとレスポンスのいいチャットに文字を叩き込みながら、マイクで音を送るように指示し始めたのは、むしろ相手の女性の方だった。
コールに答えてからしばらくChat画面を使い、ある程度、会話が成り立つ程度の礼儀をわきまえていることを認識すると、彼女たちはマイクで挨拶するように命じる。
「初めまして・・・」
そんな、型どおりの挨拶をすると、彼女たちは「M男性」という、自分が命じたことを忠実に実行しようとする男性が、ネットの向こうに存在している現実をよりはっきりと認識し、興味をかき立てられているように思えた。
何度かそうしたやりとりに慣れた女性たちは、その頃から急に手に入り易くなったデジタルカメラで撮影した画像を、Netmeetingのファイル転送機能を使って送信するように命じた。
一度でもそうした刺激、他で得られない刺激のおもしろさを知ってしまえば、さらに興味をかき立てられていくのが自然だろう。
Chatでの受け答え、マイクでの口調・声のトーンがイメージに合っているか、そして、画像が送れるかどうか・・・。今までとは違う基準で、私たちは選別されはじめていた。
しばらく前のエントリーで使った画像は、その頃に撮影したものである。挨拶代わりにこうした画像を送ると、彼女たちは一様に喜び、さらに様々な画像を送ることを要求した。
裸になってPCの前に座り、Chat画面に表示される女性の言葉に対して声で応答したり、命じられるまま全裸になり、自慰をしている姿、お尻に異物を入れている姿、そして、洗濯ばさみを体中に命じられるままの個数つけている姿・・・。
白いChat画面に次々と記入される「命令」と、その度に部屋の中が映らないようなアングルを探して望みの画像を準備しては送信することが、煩わしくなりはじめていた。
何回も会話をする女性は決まり始め、画像への要求は増えるばかりだった。煩わしさをなくし、より、女性に近づくため、WebCamを手に取るまで、それほど時間はかからなかった。
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