私は、あちこちのSMチャットに出かける時、ほぼ100%「女」になることを選ぶ。
しかし、そうした行為は、そこが「男性と女性」の集まるチャットである限り、大抵タブーになる。女装者を好む男性とチャットする部屋だけは例外で、これなら誰にも文句は言われないけれど、アダルト空間においては、そこは大抵の場所が「ネカマ禁止」な空間なのだ。
しかし、そうした行為は、そこが「男性と女性」の集まるチャットである限り、大抵タブーになる。女装者を好む男性とチャットする部屋だけは例外で、これなら誰にも文句は言われないけれど、アダルト空間においては、そこは大抵の場所が「ネカマ禁止」な空間なのだ。
もともと私はダイヤルQ2のSMツーショット時代から女性用番号に電話を掛けていたくらいだから、仮想空間で「女」になり続けて早10年以上になる。
「ネカマ」がタブーなのは、何も最近始まったことではなく、伝言ダイヤルでも、ツーショットダイヤルでも、Netmeetingであっても、チャットであっても、やっぱりタブーだった。
これが年齢、身長・体重・スリーサイズ(どうしてそんなことを伝えないといけないのか理解できないけれど)を偽ったとしても、「ネカマ」ほどはタブーにならないことが多い。
どうせ匿名の世界なのだから、完全な真実を背景にする必要などない、誰でも多少はそう思っているだろう。でも、ただ一つ、「ネカマ」だけは許さない、という人は結構、多い。
SecondLifeは、まさに「SecondLife」だから、RealLifeでできないLifeを生きるために使っていいのかなぁ、と思い、やっぱりアバターを女性にしている。あちこち歩いてFreeの素材を集めたりしていくと、画面でみていても結構「いい女」の身体を手に入れることができる。
洋服を着替えたり、ウインドウショッピングをしたり、これを着たら綺麗かなぁなどと思いながら歩いていると、ふと、自分が「ネカマ行為」をしていることは意識しなくなってくる。
不思議なもので、アバターが綺麗な女性だと、最初は特に「ネカマチェック」をされないようだ。
Netmeetingだと「声」、文字だけのチャットだと、「洋服のサイズは何号か?」とか「使っているフレグランスの名前は?」とか、男性なら普通答えられない質問をしてからでないと「女」扱いされないことが多いのだけれど、人の視覚の力というのは圧倒的に他の知覚より優先されるのだろう。
しかし、SecondLifeでも、性行為に発展すると途端に、
「相手は本当に女性なのか?」を疑心暗鬼する人が増える、らしい。いくつも出ている入門書には、ほぼ必ず「Sex in SecondLife」について書いた記事があり、同じように「しかし、相手が女性とは限らないのでがっかりしないよう心づもりを」みたいな注釈が付いている。ネカマ相手に射精してしまうのは、どうやらものすごく屈辱的なこと、らしい。
私も、今まで何人射精させたか判らないが(^^;)、真実を明かしたら地団駄を踏んで悔しがるのかも、しれない。あんなに絶賛してスッキリしたにもかかわらず。
「女性同士限定」の部屋に入ってまで「女」を騙ることはしないのが、私なりの倫理、ではある。しかし、いちいち「女性」を確認してから話しに入ろうとする男性をみると、なんでそんなにこだわるのかなと不思議になる。
チャットを足がかりに実際に女性と会って関係したい、と思えばもちろんそのチェックは重要だろう。でも、実際そこまで望んでいる男性は決して多くないような気がする。それが証拠に、画面の向こうで射精した男性の大半は感想も礼もそこそこにチャットから退出するのが常だから。
「性処理奴隷」「精液便所」「淫乱雌豚」・・・。
自分の愛した奴隷でもない「本物の女性」が、一人でのこのこ性欲を満たしに入室するとは考えにくい。それでもこの種の題名が付いたチャットルームはどこにいってもよく見かける。
彼らは、何を求めているのだろうか。かたくなに「ネカマ」を忌避するのは、「本物の女性」でなければ愛せない動物的倫理から発するものなのだろうか。
私は、仮想空間では女でいたい。
いびつで、誰からしてもタブーを犯している厄介ものだけれど、悪戯するつもりも、女を騙ってレズビアンに手を出そうとしているのわけでもない。
そういう「男」の居場所を、ささやかながらあけておいてほしい、と思う。
「ネカマ」がタブーなのは、何も最近始まったことではなく、伝言ダイヤルでも、ツーショットダイヤルでも、Netmeetingであっても、チャットであっても、やっぱりタブーだった。
これが年齢、身長・体重・スリーサイズ(どうしてそんなことを伝えないといけないのか理解できないけれど)を偽ったとしても、「ネカマ」ほどはタブーにならないことが多い。
どうせ匿名の世界なのだから、完全な真実を背景にする必要などない、誰でも多少はそう思っているだろう。でも、ただ一つ、「ネカマ」だけは許さない、という人は結構、多い。
SecondLifeは、まさに「SecondLife」だから、RealLifeでできないLifeを生きるために使っていいのかなぁ、と思い、やっぱりアバターを女性にしている。あちこち歩いてFreeの素材を集めたりしていくと、画面でみていても結構「いい女」の身体を手に入れることができる。
洋服を着替えたり、ウインドウショッピングをしたり、これを着たら綺麗かなぁなどと思いながら歩いていると、ふと、自分が「ネカマ行為」をしていることは意識しなくなってくる。
不思議なもので、アバターが綺麗な女性だと、最初は特に「ネカマチェック」をされないようだ。
Netmeetingだと「声」、文字だけのチャットだと、「洋服のサイズは何号か?」とか「使っているフレグランスの名前は?」とか、男性なら普通答えられない質問をしてからでないと「女」扱いされないことが多いのだけれど、人の視覚の力というのは圧倒的に他の知覚より優先されるのだろう。
しかし、SecondLifeでも、性行為に発展すると途端に、
「相手は本当に女性なのか?」を疑心暗鬼する人が増える、らしい。いくつも出ている入門書には、ほぼ必ず「Sex in SecondLife」について書いた記事があり、同じように「しかし、相手が女性とは限らないのでがっかりしないよう心づもりを」みたいな注釈が付いている。ネカマ相手に射精してしまうのは、どうやらものすごく屈辱的なこと、らしい。
私も、今まで何人射精させたか判らないが(^^;)、真実を明かしたら地団駄を踏んで悔しがるのかも、しれない。あんなに絶賛してスッキリしたにもかかわらず。
「女性同士限定」の部屋に入ってまで「女」を騙ることはしないのが、私なりの倫理、ではある。しかし、いちいち「女性」を確認してから話しに入ろうとする男性をみると、なんでそんなにこだわるのかなと不思議になる。
チャットを足がかりに実際に女性と会って関係したい、と思えばもちろんそのチェックは重要だろう。でも、実際そこまで望んでいる男性は決して多くないような気がする。それが証拠に、画面の向こうで射精した男性の大半は感想も礼もそこそこにチャットから退出するのが常だから。
「性処理奴隷」「精液便所」「淫乱雌豚」・・・。
自分の愛した奴隷でもない「本物の女性」が、一人でのこのこ性欲を満たしに入室するとは考えにくい。それでもこの種の題名が付いたチャットルームはどこにいってもよく見かける。
彼らは、何を求めているのだろうか。かたくなに「ネカマ」を忌避するのは、「本物の女性」でなければ愛せない動物的倫理から発するものなのだろうか。
私は、仮想空間では女でいたい。
いびつで、誰からしてもタブーを犯している厄介ものだけれど、悪戯するつもりも、女を騙ってレズビアンに手を出そうとしているのわけでもない。
そういう「男」の居場所を、ささやかながらあけておいてほしい、と思う。
この記事へのコメント
かなり以前より読ませていただいてます。
いつかコメントをしようと思っていたのですが、なかなかタイミングを逸してしまって。
私は、チャットはほとんどした事がありません。なので、なるほど、そういう事もあるのかと興味深かったです。
チャットにしろ、こうしたブログにしろ、匿名性があるからこそ、真情を吐露できる部分がありますよね。
リアルにするとかしないとか、もっと言えば、男か女かとか、そういった現実の壁を取り払った、
想い、心情を真摯に覗かせてくれていれば、ネット上はOKだと思うのですが。
証明は要らない。芯根を見せて。
と、ブログを主宰してて、いつも思うのです。
証明は私も出来ませんから。(笑)
いつかコメントをしようと思っていたのですが、なかなかタイミングを逸してしまって。
私は、チャットはほとんどした事がありません。なので、なるほど、そういう事もあるのかと興味深かったです。
チャットにしろ、こうしたブログにしろ、匿名性があるからこそ、真情を吐露できる部分がありますよね。
リアルにするとかしないとか、もっと言えば、男か女かとか、そういった現実の壁を取り払った、
想い、心情を真摯に覗かせてくれていれば、ネット上はOKだと思うのですが。
証明は要らない。芯根を見せて。
と、ブログを主宰してて、いつも思うのです。
証明は私も出来ませんから。(笑)
コメント、ありがとうございます。
あまりコメントにお返事したりお邪魔してコメントしたりが苦手なもので、ご無礼しておりますが、私もいつも拝見しております。
不思議なもので、「ネカマチャット」はできても、「ネカマblog」はほとんどないような気がします。長期間いろんな心情を吐露していると、偽りの姿のつじつま合わせができなくなってくるものなのかもしれません。
プレイをするかどうかはともかく、「本当のS女性」や、「本当のM女性」と会話をしてお互いに考えていることを確かめ合ってみたい、と思う時、今なら探せばいくらでもblogを手がかりにたどり着ける世の中になりました。
今Mに目覚めた男性は羨ましいなぁ、と思いますし、blogブームがもっと早く訪れていたら、「女装M」と「M男性」の間を漂う時間はもっと少なくて済んだのかもしれません。
手段は違っても、やっぱり今の御主人様と出会うことはできたのだろうと信じていますが、じりじりとお互いの心根を確かめ合うための長い長い時間を使ったことは無駄ではなかったと今になって実感しています。
それは、偽りではなく心情をぶつけたからこそ得られた境地なのではないかと思うのです。
・・・という気持が、「ネカマ!出て行け!」という罵声に対抗できるわけではないことは、もちろん判っておりますが(^^;)
今後ともよろしくお願いします。
あまりコメントにお返事したりお邪魔してコメントしたりが苦手なもので、ご無礼しておりますが、私もいつも拝見しております。
不思議なもので、「ネカマチャット」はできても、「ネカマblog」はほとんどないような気がします。長期間いろんな心情を吐露していると、偽りの姿のつじつま合わせができなくなってくるものなのかもしれません。
プレイをするかどうかはともかく、「本当のS女性」や、「本当のM女性」と会話をしてお互いに考えていることを確かめ合ってみたい、と思う時、今なら探せばいくらでもblogを手がかりにたどり着ける世の中になりました。
今Mに目覚めた男性は羨ましいなぁ、と思いますし、blogブームがもっと早く訪れていたら、「女装M」と「M男性」の間を漂う時間はもっと少なくて済んだのかもしれません。
手段は違っても、やっぱり今の御主人様と出会うことはできたのだろうと信じていますが、じりじりとお互いの心根を確かめ合うための長い長い時間を使ったことは無駄ではなかったと今になって実感しています。
それは、偽りではなく心情をぶつけたからこそ得られた境地なのではないかと思うのです。
・・・という気持が、「ネカマ!出て行け!」という罵声に対抗できるわけではないことは、もちろん判っておりますが(^^;)
今後ともよろしくお願いします。
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