私は、彼女の汗の薫りに魅せられた虜なのだ。
自分の汗の匂いには、嫌悪感を感じる。ただ「若いだけ」の女性たちが放つ、動物臭の強い汗の匂いも、好きにはなれない。どこか甘く、鼻の粘膜からも優しさと安心感を伝えるような、そんな薫りを持った女性は、決して多くない。
私が知る限り、彼女は久しぶりの、その薫りを持った女性。
どうしても、彼女の汗を、舐めてみたかった。
自分の汗の匂いには、嫌悪感を感じる。ただ「若いだけ」の女性たちが放つ、動物臭の強い汗の匂いも、好きにはなれない。どこか甘く、鼻の粘膜からも優しさと安心感を伝えるような、そんな薫りを持った女性は、決して多くない。
私が知る限り、彼女は久しぶりの、その薫りを持った女性。
どうしても、彼女の汗を、舐めてみたかった。
わざと滑りやすく細工した足下、到底長時間耐えることができるはずのない両手吊りの姿勢、そして、敢えて意図の分からない言葉を掛けたことで、彼女はこの拘束が、いつまで続くか、今でも想像できないはずだった。
ただ、両手首に加わる苦痛は、長時間にわたって両腕を高く引きつけることになっていたから、肩胛骨や、股関節には強い苦痛が加わっただろう。そんなに長く続けられるはずはない。
私は早く、彼女が体中に実らせた汗の果実を全て、搾り取りたかった。手を使わず、何ら直接手を下さず、彼女の身体から溢れ出る汗を、全身くまなく、全て味わいたかった。
「早く・・・ッ、下ろしてください・・・」
ついに苦しそうに訴える口調に、哀願の気持ちが入り込み始めていた。
「もちろん、このまま続くわけがないことは、分かっていますよ、知加子さん・・・」
耳たぶから手を離し、そのまま、知加子の前に、回り込む。両目をしっかりと見つめ、そのまま両手を、真っ直ぐに伸ばされている両手の肘の位置に軽く起き、知加子の両肘を両手で掴み、そのまま二の腕まで、ゆっくりと掴んでいく。
(ふふ・・・、大分頑張ってくれたようだ・・・)
汗ばんでじっとりと湿った肌が、両手の中に感じられる。今すぐ一気に引きはがして、全てを舌で感じたい。はやる気持ちを抑えることができないまま、床に膝を落としていく。
目の前に、サンダルを履いた足と、何も履いていない足があったなら、貴方はどちらを選ぶだろう。
私は、迷わず、先ほどから虚しく床を滑り続けている右足を選んだ。跪き、そのまま、床にやっと届いている爪先に、舌を這わせていく。
「ちょっ、、、、ちょっと、何をしてるんです!」
反射的に右足を舌先からのがれさせようと足を引いた瞬間、知加子は大きくバランスを崩し、そのまま一度転びそうになりながら、両手首の縄を中心にして駒のように何度も左右に揺れていた。
「足を舐めているんですよ。何か?」
知加子の頭の中で、自分の理解の範囲を超えた回答だっただろう。今まさに、みるみるうちに困惑の表情が現れている。
「少し、辛かったでしょう?少しだけ、優しくしてあげましょう・・・」
書庫の陰から、20センチほどの作業台を取り出し、サンダルを脱いでいない左足の脇に置く。彼女にとって、その20センチばかりの高さは、腕の苦痛を和らげるために、数十分間必死に欲しつづけたものであるはずだ。
台の上に爪先を置き、やっと体勢を立て直し、ほっとしている知加子の右足を、私は押し頂くように手に取り、いきなり爪先をまた舐める。
「やめてっ・・・やめてっ・・・そんなところ・・・!」
シャワーも浴びていない爪先を、会社の同僚に舐められるとは、夢にも思っていなかっただろう。
くすぐったそうに、時折ビクン、と足を引っ込めようとする力が感じられる。私は強い力でそれを許さず、小指の甲から、薬指との股の部分、足裏の爪先部分、薬指と中指の股・・・と、順番に、心を込めて舌を這わせていった。
「やめてぇっ・・・やめてお願いッ・・・!」
甘い悶えが、語尾に混ざり始めている。
私は舌を爪先から、くるぶしへと移動させながら、苦みとしょっぱさとえぐみが交錯したような、知加子の味を、堪能していた。
女性の足を、シャワーで洗う前に舐める昂奮を知っている男性は、そう多くないだろう。愛し、焦がれた女性のこの味を、知っているのは自分だけなのだ。
足を舐めている間、無心になって、ただ意識はその味と、反応を楽しむことだけに集中できる。他に、何も望みなど、ない。
静寂の中に、私が指をしゃぶる音だけが響いている。ときおり、知加子から押し殺したような呻きともあえぎともつかない声が漏れているのを、私は聞き漏らさない。
「どうしたんです?」
知加子は羞恥心に支配され、真っ赤な顔で俯くばかりだった。しかし、まだ、驚いて凝視しなければならないことが、この先も続くことを、この時の知加子は知らないでいた。
ただ、両手首に加わる苦痛は、長時間にわたって両腕を高く引きつけることになっていたから、肩胛骨や、股関節には強い苦痛が加わっただろう。そんなに長く続けられるはずはない。
私は早く、彼女が体中に実らせた汗の果実を全て、搾り取りたかった。手を使わず、何ら直接手を下さず、彼女の身体から溢れ出る汗を、全身くまなく、全て味わいたかった。
「早く・・・ッ、下ろしてください・・・」
ついに苦しそうに訴える口調に、哀願の気持ちが入り込み始めていた。
「もちろん、このまま続くわけがないことは、分かっていますよ、知加子さん・・・」
耳たぶから手を離し、そのまま、知加子の前に、回り込む。両目をしっかりと見つめ、そのまま両手を、真っ直ぐに伸ばされている両手の肘の位置に軽く起き、知加子の両肘を両手で掴み、そのまま二の腕まで、ゆっくりと掴んでいく。
(ふふ・・・、大分頑張ってくれたようだ・・・)
汗ばんでじっとりと湿った肌が、両手の中に感じられる。今すぐ一気に引きはがして、全てを舌で感じたい。はやる気持ちを抑えることができないまま、床に膝を落としていく。
目の前に、サンダルを履いた足と、何も履いていない足があったなら、貴方はどちらを選ぶだろう。
私は、迷わず、先ほどから虚しく床を滑り続けている右足を選んだ。跪き、そのまま、床にやっと届いている爪先に、舌を這わせていく。
「ちょっ、、、、ちょっと、何をしてるんです!」
反射的に右足を舌先からのがれさせようと足を引いた瞬間、知加子は大きくバランスを崩し、そのまま一度転びそうになりながら、両手首の縄を中心にして駒のように何度も左右に揺れていた。
「足を舐めているんですよ。何か?」
知加子の頭の中で、自分の理解の範囲を超えた回答だっただろう。今まさに、みるみるうちに困惑の表情が現れている。
「少し、辛かったでしょう?少しだけ、優しくしてあげましょう・・・」
書庫の陰から、20センチほどの作業台を取り出し、サンダルを脱いでいない左足の脇に置く。彼女にとって、その20センチばかりの高さは、腕の苦痛を和らげるために、数十分間必死に欲しつづけたものであるはずだ。
台の上に爪先を置き、やっと体勢を立て直し、ほっとしている知加子の右足を、私は押し頂くように手に取り、いきなり爪先をまた舐める。
「やめてっ・・・やめてっ・・・そんなところ・・・!」
シャワーも浴びていない爪先を、会社の同僚に舐められるとは、夢にも思っていなかっただろう。
くすぐったそうに、時折ビクン、と足を引っ込めようとする力が感じられる。私は強い力でそれを許さず、小指の甲から、薬指との股の部分、足裏の爪先部分、薬指と中指の股・・・と、順番に、心を込めて舌を這わせていった。
「やめてぇっ・・・やめてお願いッ・・・!」
甘い悶えが、語尾に混ざり始めている。
私は舌を爪先から、くるぶしへと移動させながら、苦みとしょっぱさとえぐみが交錯したような、知加子の味を、堪能していた。
女性の足を、シャワーで洗う前に舐める昂奮を知っている男性は、そう多くないだろう。愛し、焦がれた女性のこの味を、知っているのは自分だけなのだ。
足を舐めている間、無心になって、ただ意識はその味と、反応を楽しむことだけに集中できる。他に、何も望みなど、ない。
静寂の中に、私が指をしゃぶる音だけが響いている。ときおり、知加子から押し殺したような呻きともあえぎともつかない声が漏れているのを、私は聞き漏らさない。
「どうしたんです?」
知加子は羞恥心に支配され、真っ赤な顔で俯くばかりだった。しかし、まだ、驚いて凝視しなければならないことが、この先も続くことを、この時の知加子は知らないでいた。
この記事へのコメント
一気にここまで読みました
ゾクゾクします。自分に置き換えて。。
「愛し、焦がれた女性のこの味を、知っているのは自分だけなのだ。 」
私はこの感覚を先日味わいました
ご主人様のオシッコは誰も飲んだことがなかったのです
とてもとても幸せな瞬間でした
やっと。。実現しましたcockshutさん
(〃∇〃)ゞ
ゾクゾクします。自分に置き換えて。。
「愛し、焦がれた女性のこの味を、知っているのは自分だけなのだ。 」
私はこの感覚を先日味わいました
ご主人様のオシッコは誰も飲んだことがなかったのです
とてもとても幸せな瞬間でした
やっと。。実現しましたcockshutさん
(〃∇〃)ゞ
今回は、「映画館」とちょっと変えて、二人のどちらにも感情移入できるような書き方をしてみています。
「実現」、良かったですね!
blog、拝見しています。
打痕が残るこねこさんのお尻を見ながら、よかったなぁ・・と思う気持ちと羨望の気持ちを両方感じています。
この後、ちょっと賛否両論な展開に進むかもしれません、これからも楽しみにしていてくださいね。
「実現」、良かったですね!
blog、拝見しています。
打痕が残るこねこさんのお尻を見ながら、よかったなぁ・・と思う気持ちと羨望の気持ちを両方感じています。
この後、ちょっと賛否両論な展開に進むかもしれません、これからも楽しみにしていてくださいね。
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